あなたが会社に入社した後、毎月会社の給与から厚生年金保険などの社会保険料や税金が差し引かれます。
外国人社員の方から「自分は将来、日本で年金を受け取ることはないので、毎月支払っている厚生年金保険料は払い損になる。賃金から天引きしないでほしい。」という話を聞くことがあります。厚生年金保険料は本当に払い損なのでしょうか?
そんなことはありません。厚生年金保険は年を取ったときの老齢年金だけではなく、保険料を支払っている期間中に障害を負ったり、死亡した場合には本人に障害年金が支払われたり、配偶者などの一定の遺族に遺族年金が支払われる保険でもあります。障害や死亡に対しても支払われますので「生命保険」としての役割もあります。また、外国人が日本を出国後2年以内に請求することで厚生年金保険から支払われる「脱退一時金」という制度もあります。
こうした制度の内容を十分に理解され、安心して会社・団体で勤務されることを期待します。
数年間日本で働いて帰国した場合に、申請によって支払われる厚生年金保険の「脱退一時金」について。
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